疲れてる場合じゃない

最近、引き篭もりがちな私。

不規則な仕事なので、平日に休みってのもありで、平日休みにお出かけすることに慣れると、土日祝の休みは、人、車が多くて、特にどこにも行く気にならない。

今日は、昼頃やっと動き出し、仕事関係の買い物を済ませ、前々から行こうと考えていた、温泉行きの支度をする。
しかし、支度をしたにも関わらず、まだ、迷っている私。

今から行ったら、もう、遅くないかい。
いやいや、遅くはないだろう。
でもでも、今朝、5時に寝たし、だるいし。
まあ、温泉のかま風呂の中で寝ればいいし。
でも、やっぱめんどくさいなあ。
いやいや、めんどくさがっててはいかん。

う〜む、何たる優柔不断。

迷いながらも何とか出発。
途中何度か引き返そうとしながらも（この期に及んでまだ優柔不断振りを発揮する私）無事温泉に到着。

もともと、きれいとは言い難いこの温泉。しかし、なんだか落ち着くのでここを選んだ。
久々に行くと、リニューアルオープンと書いてある。
ずいぶんきれいになったのかと思いきや、外観も中身もたいして変わってはいない。懐かしい姿のままだった。
まあ、それでよし。

湯船に浸かり、昼寝でもと思ったかま風呂に入る。
しかし、昔は大丈夫だったのに、かま風呂がすっかり苦手になっていた。息苦しいし、昼寝どころではない。3分もっただろうか。それさえも怪しい。もう一回チャレンジしたが、またしても、撃沈。

諦めて、露天風呂へ。
相変わらず、裏の畑から丸見え状態。
誰も気にしてないので、まあよい。私も気にすまい。
足だけお湯に浸けしばらくボーっとする。

疲れてきたので、あがることにする。

脱衣場では、裸のまま仁王立ちで髪を乾かしているおばちゃんがいた。
さすがにあのマネはできないと思った。

帰りは、もと来た道を帰ろうと思ったが、気分がいいので、反対の海沿いの道から帰ることにした。
かなりの遠回りだったけど、またまた途中で引き返そうかとも思ったけど、意味もなく車を走らせたり、わざと遠回りしたりしてた二十歳の頃のようで嬉しくなってきて、これでいいのだ、とそのまま車を走らせた。

帰りに喫茶店に寄った。前はケーキしか食べなかったので、今日は食事をってことで、パスタを頼んだ。
時間が早かったせいか貸し切り状態で、パスタを食べ終わり、コーヒーを飲みながら、読書にふけった。
なんか、こんなことでリッチな気分。

帰ってきて、疲れもなく、部屋の掃除までしてしまった。

最近いつも、めんどくさいから、疲れてるから、疲れそうだからと出かけるのをためらっていたけど、出かけたほうがいいね。気分よくなるし、疲れるどころかかえって元気になる。
これからは今までの考えを改めよう。
まだまだ、疲れてる場合じゃない。